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二十世紀前半までは収穫したブドウを桶に入れ

毎年9月にブドウを収穫する。二十世紀前半までは収穫したブドウを桶に入れ足で踏んでブドウを絞ってブドウ果汁にしてヤギの革袋に詰め、それを担いで山道を醸造所まで運んでいた。また海沿いの斜面で栽培されたブドウは果汁にされたあと小舟で海岸沿いを運び、目的地の海上で樽を海に落し人力で海岸まで運ぶことも行われた。現在では道路が整備されたためブドウを直接トラックで醸造所に運びブドウを絞っている。

ブドウは皮や種を除去してから絞り果汁のみを発酵させる方法と、皮や種もいっしょに発酵させてから取り除く方法がある。メーカーごとに熟成の年数や甘さなどによって使い分けている。

通常のワインと同じようにブドウ果汁を発酵させるが、この段階で酒精強化が行われる。現在ではこの酒精強化のタイミングを調節することでで甘さの調整が行なわれる。甘口のものは発酵があまり進まない段階でアルコール添加が行われ、ブドウ果汁の甘さを残したまま発酵を止める。辛口のものは発酵がほぼ完了し糖分がほとんどなくなった段階でアルコールを添加する。アルコール度数は17%前後に調整される。発酵が進んでいない甘口のものほど添加されるアルコールの量は多くなり、辛口のものは少なくなる[6]。
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添加されるアルコールはブドウから造られたスピリッツでアルコール度が95%、フランスやスペインから輸入されたものが使われている。20世紀の一時期サトウキビから作られたスピリッツが用いられたこともあったが1974年以降はブドウを原料としたものに限られている[6] 。

酒精強化の後、数ヶ月間の安定期間を置き加熱処理が施される。加熱方法は過去から現在までいろいろな方法が試されてきた。現在ではクバ・デ・ガロールと呼ばれるワインの樽に温水の入ったパイプを通す方法と、カンティロと呼ばれる倉庫の2階に大きなガラス窓のついた部屋を作りそこにワイン樽を置き自然に加熱する方法が行なわれている。クバ・デ・ガロールは主に普及品に、カンティロはフラスケイラのような単一品種で長期熟成をさせるものに使われる[7]。

クバ・デ・ガロールでは加熱は50度以下で3ヶ月以上と決められている。加熱期間が終わると自然にゆっくりと常温まで下げられる。カンティロでは人口加熱と同じ効果を得るためには2年かかるといわれている[7]。

加熱処理が終わると熟成期間に入る。クバ・デ・ガロールで加熱されたものも木製の樽に移し替えられる。収穫年数を表示するもの以外は、ブレンダーの手によって複数の収穫年のものをブレンドされ、メーカー独自の風味が作り出される。その後、安定期間を置き冷却処理され瓶詰めされる[7]。

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2009年06月15日 07:21に投稿されたエントリーのページです。

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